人は傲るもの、パワハラが絶えない訳
パワハラが問題になっているのに
パワハラのニュースが後を絶えないのには理由があります。
人間と言うのは、権力を持つと傲るもので、これはどんな優秀な人にでも当てはまる事なんです。
分かりやすい例でいうと、
ナポレオンです
誰でも名前くらいは知っている英雄ですね。
この人は読書好きで有名な天才で
フランス革命の飛び火を恐れた周辺諸国から包囲網を敷かれたフランスを、守るどころかイタリアを越えて、大国だった神聖ローマ帝国のウィーンに肉薄し、カンポ・フォルミオ条約を結ぶ等の大活躍をしました。
そして
1804年3月に、ナポレオン法典なんて現在の法律の基礎となるような法律を作り、
自由と平等を謳いながら
同年5月に皇帝になってみたり、
フランス革命下で、黒人奴隷が廃止されたのに復活させたり。
補強線が伸びれば、どんな遠征軍も機能しなくなるって、簡単な軍事的な常識も、傲りにより短期決戦で勝てると見落とすのです。
と言うことで、
どんな優秀な人でも
傲りにより、ありえない事をするということが理解できたでしょうか?
このナポレオンですが
ナポレオン法典では家父長制(家族の中で父親が一番権限がある)を採用していますが
子供の将来は、その母の努力によって定まる
なんて近代脳科学にも通じる名言を残しています。
これはナポレオンの母親が聡明な方で、
ナポレオンが皇帝になるのを反対したり、
皇帝になっても質素な暮らしをしていたなど、
母親の事をナポレオンは尊敬していたためですね。
こういう方の子供なのに、皇帝になってみたり、こういう方の子供だからこそ才能が開花したり、人間て面白いものです。
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